今週から3週連続して、土日に「公立高校入試予想問題」の演習会です。
これまでに勉強してきたことが、実を結んでいるかどうかの判定ではありますが、ここからさらに伸ばしていくための材料にもなりますからね。
一問一問丁寧に取り組んでもらいます。
昨年度の生徒(4名)たちは、この予想問題での正答率がほぼそのまま本番での正答率となりました。
本番では若干ミスった生徒もいましたが、この予想問題の正答率を上回った生徒もいます。
今年度は3名の生徒が挑むことになるのですが、うち2名は秋からの通塾生で、正直指導が行き渡っていません。
当然、授業そのものはきちんと進めてますよ・・・その成果も出ていますし。
が、もっと出せるはずなんですよね。
早い時期からいる生徒でも、どこか他人事的なタイプの生徒はこんな感じですが、それを時間を掛けて変えていきます。
全員が簡単に変わるわけではありませんが、それでも時間が掛かろうが変えていきます。
なかなか変えられない、変わらない時には、保護者の方と相談して退塾となる事もありますが。
昨年度の生徒にもこの予想問題演習会でやっと変わったという生徒もいます。
この生徒は、周りから「無理だ」と言われていたので、なかなか気持ちが入らなかったのですが、この予想問題で思ってた以上の結果を出て、やる気が出ました。
そして「無理だ」と言われていた高校に合格を果たしました・・・第1志望には届きませんでしたが、最後まで諦めずに頑張った結果だと思います。
元々ポテンシャルのある生徒だったので、変わらないながらも土台は作れるように最低限の事はさせていましたので、何とかなったと言えるんですが、ここまで結果も変わるんだなということを改めて見せられた思いでした。
勿論、逆に目標点数に達しない生徒もいました。
こちらも最後まで諦めずに、丁寧に見直しをして、理解をし直して、最後の予想問題演習会では、目標点数を上回る事が出来、本番でもしっかり結果を出すことが出来ました。
どちらの場合も、この姿勢(問題に真剣に取り組む)でもっと早くからやっていれば、第1志望にも届いたでしょうし、さらに上のレベルも目指せたでしょう。
今年度の生徒たちは、志望校に合格するには正直厳しいレベルですが、ここから残り26日でどこまで伸ばせるか・・・正念場です。
皆さんも、最後の最後まで諦めず、一つでも出来る問題を増やしていきましょうね。
写真の予想問題集は塾専用教材ですので、塾に通っていない人は、市販教材を購入して取り組んでみてください。
3社から出ていますが、東京学参のものは別冊になっていないため、使いづらいと聞いたことがあります。
ご参考までに。