高校生は、すでに志望校も決定して、目標に向けてまっしぐらな状況ですが、中学生は進路について最終的な判断の時期に入ってきました。
以前より通塾している生徒たちは、大体の方向性は決まっているので、そう考えなければいけないということはないのですが、転塾組は改めて進路についての考えを聞き取りしなければなりません。
入塾当初に当然ながら志望校については確認するのですが、これがきちんとした判断基準もなく、またご家庭で本音で話し合ってない事もあります。
今回も入塾後によくよく生徒本人と話をしてみたところ・・・入塾当初の面談の時とは違ってきている生徒がほとんどでした。
立地(近さ)や入試レベルなどから単純に考えていた生徒、自分の学力レベルと進学先でやりたい事が一致しているからという生徒、立地(近さ)とやりたい部活があるかないかで決めていた生徒などなど・・・考え方や決め方は多種多様ですね。
私自身、特に進路を誘導する事はしません。
本人やご家族が納得した上で決定しているのであれば異論は唱えません。
ただ、志望校と本人の学力レベルが乖離している場合は、色々な状況を想定して、選択肢を用意するようには話します。
今回も当初の第1志望校とは変わった生徒もいます。
理由を改めては聞いてはいないのですが、面談していて「どうも自分の本音ではないな」と感じていたので、その後に色々と話もして、別の機会の時に再度志望校について、どうしたいのかを保護者同席の下で行いました。
すると、やはり違う思いがあったようで・・・後はご家庭でしっかり話し合ってもらう事にしました。
まだまだ子どもと思っていても、子供なりに考えていることや、遠慮していることは往々にしてあります。
お金のことや将来のこと、部活のことなど自分自身がやりたいことなど、場合によってはセンシティブな内容になってしまうこともありますので、全て話すべきとは思いませんが、ご家庭でしっかりと話されることをお勧めします。
生徒の皆さんは、判断は保護者の方に委ねなければならない時もあると思いますが、自分の考えや思いを遠慮せず伝えるべきだと思いますよ。