塾ブログ|個別指導Axis原校(名古屋市天白区の個別指導型学習塾)

塾長による塾での日常や入試関連などの教育情報、学習法や指導法を発信しています。

自分の事は自分で

懇談会が落ち着いてきたと思ったら、問い合わせや入塾面談に少し追われてしまいました。

有難い事なんですけどね・・・既存生の夏期講習の日程を頭に置きながら、入塾希望者の授業予定日を相談しなければならないので、それを頭に叩き込んでいる間はブログが書けませんでした(^^;

 

年々夏期講習の割合は減って行っているものの、一定数はあるので、老化による記憶力低下に抗うためには致し方ないかなと・・・。

 

夏期講習の割合が減って行っているのは、まあ私自身が営業下手と言うか、苦手という事もありますが、うちの場合は通常授業に上乗せという事になりますので、出来るだけ必要としなくてもいいように、普段の学習での充実を図れるように試行錯誤している結果だと思っています。

中3受験生だけは、そういうわけには行かない部分もありますけどね。

 

前振りが長くなりましたが・・・

うちでは、生徒と話し合いながら、夏期講習の要不要及び内容を決めていきます。

その上で、夏期講習の提案書を作成し、本人から保護者に説明するようにとしています。

内容については懇談会で再度私から詳細に説明するので、最低限自分自身の意思は伝えておくようにとしています。

この方式を始めた時は、ほとんどの生徒が何も話していないというのがザラでしたが、今は結構してくれているようです。

しかし、初めての季節講習を迎える生徒は、そうはいきません。

今年も2名ほど、何も言っていない生徒、案内さえ渡していない生徒がいました。

これから指導していきます。

 

中学生はなかなか難しいところですが、高校生はもう自分の事は自分で決められる(費用以外は)ように、また伝えられるようにしていってほしいですし、やるやらないの意思表明くらいは、自分できちんとしてほしいですからね。

自分で伝えられていない生徒で講習を提案している生徒は一旦保留にして、再度話し合いの場をもって、本当にやる気があるのなら、自分で保護者にサインを貰ってくるようにします。

 

夏休みは長いですからね・・・有意義に使いたいものです。
能動的に取り組む姿勢ほど、有意義な事はないですからね。

言われるがままもダメとは言いませんが、自分で考えられるようにした方がいいと思います。

勉強でも何でもそうですが、「何をやるのか」「どうやるのか」は説明も指示も出来ますし、準備などのお膳立てもしてあげられます・・・が、「何故やるのか」は説明は出来ても、自らの意思がなければ中身が伴いませんよ。