塾ブログ|個別指導Axis原校(名古屋市天白区の個別指導型学習塾)

塾長による塾での日常や入試関連などの教育情報、学習法や指導法を発信しています。

自学力(自分で学ぶ力)を付けるために・・・勉強会2週目

今日は勉強会2週目の1日目です。

 

昨日までで、中学校1校、高校3校のテストが終了しているので、今日は座席が足りなくなることもなく、皆黙々と自習に取り組んでいます。

中学生はテスト範囲の確認テストを終えて、その復習にも取り組んでもらってます。

 

来週中には、ほぼ全ての公私立中、高校のテストが終了し、結果が返ってくることになりますね。

さてさて、結果がどうなるか・・・楽しみですね。

 

今日は入塾面談もあって、そのまま勉強会に参加している生徒もいます。

入塾すれば、「毎日学校帰りに塾に来てから帰るつもりでいる」と、なかなか鍛え甲斐のありそうな生徒です。

 

出来るかどうかは別としても、まずは「やる」「やってみる」という意識は入塾に際して欲しいところです。

能動的に取り組むことと、受動的に取り組むことでは、同じような時間、同じような指導でも結果が違ってきますし、そもそも取り組んでくれないと取り組むようにすることに時間もお金も費やすことになりますしね。

 

最初はサポートしますが、自学が出来ない子は本当の意味での力が付きません。

でも闇雲に勉強すればいいわけでもありませんし、それだと途中でやらなくなる可能性も高いですし、何より結果に結びつきません。

どうすればいいのか、勉強だって「PDCA」が大事です。

P:PLAN(計画)

D:DO(実行)
C:CHECK(測定・評価)
A:ACTION(対策・改善)

計画を立てて、実行して、テストを受けて、結果を分析して、次のテストに向けて改善点を探って、計画を立てる・・・この繰り返しです。

仕事では今やPDCAは古いとか言われていたり、その他の考え方が推奨されたりしていますが、こと勉強においては、PDCAサイクルで考えていていいと思います。

ただ、順番としては、まずは「DCAP」でいいと思います。

有無を言わず、まずはやってみる、そして結果を見て、改善点を考えて、次の計画を組んで見る。

 

計画を組む時には、目標を明確(数値化)にすることが大事。

具体的な目標点数を掲げた上で、計画を立てる。

計画を立てる時には、5W1Hを意識する・・・

When(いつ?)

Where(どこで?)

Who(誰が?)

What(何を?)

Why(なぜ?)

How(どうやって?)

 

いつ?は予定日ですね

どこで?は自室だったり、図書館だったり、塾の自習室だったり

誰が?はまあ自分でしょうから、これはいらないですかね

ここまでは、特に意識しなくても出来るでしょうか・・・

 

残り3つ「何を?」「なぜ?」「どうやって?」・・・ここが重要だと思います。

その中でも「なぜ?」が重要です。

これは最初の3つ(2つ)にも関わって来ます・・・なぜ?その日なのか、なぜ?その場所なのか。

そもそも「なぜ?やるのか」・・・これから考えて行けば自ずと計画は立つでしょう。

例えば・・・

なぜ?やるのか・・・出来るようになりたいから

なぜ?出来ないのか・・・勉強してないから

なぜ?しないのか・・・解けないから

なぜ?解けないのか・・・問題が難しいから

どうやって?出来るようにするのか・・・自分のレベルに合った問題集をやってみる

みたいに一つ一つしっかり自問自答する事が大切です。

これは問題を解く時にも必要な感覚です・・・例で述べたように問題集のレベルが合ってないのかもしれませんし、理解不足や知識不足など原因は様々ありますから、常になぜ?を意識して、なぜ解けないのかを考えましょう。

安易に解答解説を見ただけで、分かった気になっていると・・・( ´-ω-` )

 

長くなってしまいましたので、この辺で<(_ _)>

ちなみに社会では5W2Hを意識するようにします・・・もう一つの「H」は「How much(いくらで?)」です。