ここのところ、新規入塾や夏休み前の生徒面談をしていますが・・・
改めて、何のために、何を、いつまでにやるのか・・・この事を説く機会が増えてます。
与えられたものを与えらられた期日までに「何ら目的意識を持たず」に勉強している生徒が一定数います。
塾生にもまだ一部いましたので、偉そうなことを言える立場ではありませんが、ここを見ている塾生に対しても改めて伝えておきます。
勉強するためには、まずは、インプット(知識を入れる)学習が必須です。
知識が入っていなければ問題が解けるはずがありません。
インプット終了後に、アウトプット(問題を解く)学習を繰り返すことで、理解が深まり、知識が定着していきます。
中学生に多いですが、ワークなどの問題集を解く際に、解答を見ながら解いてお終いという生徒がいます。
これは全く意味がありませんね・・・何も見ずに解けるようにすることが目的のはずです。
高校生でも近しい形式の人も見受けられます。
そういう人は、私が見てきた限り、中学時代に全てお膳立てしてもらって、何のためにやっているのかは分かっておらず、また、解けなかった問題を教えてはもらっていても、その後自力で解けるようにはしていなかった人はこんな感じです。
インプットとアウトプットはきっちり分けて考えましょう。
それと、〇付けをする時に、適当というか、多少の凡ミスなら〇としてしまっている場合がありますが、〇✖は正確に付けましょう。
スポーツと同じで、出来ない事は練習するしかありません。
どうやってやればいいのか、やり方を学んで、練習して、出来るようにするわけで、勉強も同様です。
練習を適当にやって、「出来た」気になっていても、本番では通用しませんよね。
勉強での練習は、ワークや問題集を解く事です・・・ここがいい加減だと本番(テスト)では通用しません。
練習で出来ていたのに本番では出来ないという時はありますが、練習で出来ない事は本番でも出来ない事は明らかだと思います。
そして、重要な事は、何故間違ったのかを原因をきちんとつかんで、その原因を解消していく事が勉強です。
解答解説を見たり、教えて貰っただけで、分かった気になっているだけでは、出来るようにはなりません。
過去問や用意してもらったプリントなどを解く事はいいと思いますが、「それだけ」を「ただやっただけ」では、本当の学力は付きませんよ。