特にこれといった出来事もなく、ネタもないので・・・どこかで小中高生の読書の事について触れられた記事を見たので、自分はどうだったかを思い起こしてみました。
自分の時代は、スマホやゲームなどなかった時代で、小学生の頃はテレビとマンガ・・・ゲームと言えば駄菓子屋に置いてあったピンボールくらいでした。(住んでいた地域だけかもしれませんが。)
そして、うちはマンガ禁止!
どうしても読みたいマンガがある時は、父親にプレゼンして強化が出れば買ってもらえるという構図でした。
結果、小学生時代は、小学〇年生シリーズ(マンガ本ではないですが)が6年生まであった事と、唯一プレゼンして(小学生シリーズは母親の勧めもあったので)獲得したのは「釣りキチ三平」でした(´∀`)
釣りに少し嵌っていたので、そのための勉強にもなるということで、買ってもらえました。
そんな中で、父親が本好きという事もりましたが、「読むならこれを読め!」と父親が新潮文庫の本を大量に持ってきました。
当時、コマーシャルかなんかで「新潮文庫の100冊」という読書促進(まあ販促ですよね)があって(今でもありますよね・・・最初の頃になると思います。)、本当に100冊あるんじゃないかというくらいの量を渡されました。
読むまで、テレビも(禁止とまではなりませんでしたが)見るな!というお触れ付きで(-_-;)
最初の内は、それでもなかなか読まなかったですが、唯一許されていた「釣りキチ三平」も既刊は読み終えてしまい、新刊が出るまで何もない日々が続いたある日、ふと手に取って詳説を読み始めました。
何故惹かれたのかは覚えていないのですが、最初に手に取ったのは三浦綾子著「塩狩峠」でした。
2冊目は井上ひさし著「ドン松五郎の生活」(子供向けと言えるものもありました。)
その後は、芥川龍之介や夏目漱石、宮沢賢治・・・特に何の基準もなく読み漁りました。
もう内容は覚えていないものがほとんど(とうか全部かも)ですが、当時は父親から本当に読んだかどうか確認の意味もあって、内容の説明をさせられました。
結果的に、この事が影響したんだと思いますが、その後「国語」で困る事はなくなりました。
特に「内容を説明させられる」というのは、要約力が付いた気がします。
それと内容を把握するためには漢字を知らなければなりません。
父親本人は、そんなつもりは全くなかったと思いますが、今振り返ると有難かったなと思います。
よく勉強をしないから、スマホやゲームを取り上げるということがあると思います。
でも、それで「じゃあ、勉強しよう」とはならない事の方が多いと思います。
それくらい勉強は面倒くさい子には面倒くさいんですよね。
かと言って、全て取り上げただけだと何もしないか、下手すると取り上げられたスマホやゲームを探し出そうとする始末ですよね。
なので、何か一つ勉強以外に取り組めるものを与えるといいのではないかと思います。
それで一番いいのは「本」ではないかと個人的には思います。
それ以外でもやってほしいものがあるのなら、それに関連する物でもいいかもですね。
但し、スマホやゲームが探し出せるようにはしないでくださいね。
参考になればm(__)m