近隣中学校の授業が単純な一斉授業方式からアクティブラーニング方式(というのかどうか分かりませんが)に変わってきているのは知ってましたが、そのメリットというか恩恵を全く受けず、逆にデメリットでしかなくなっている生徒がさらに増えている印象です。
中2生で授業に付いていけていない生徒がいたのですが、生徒自身に問題というか改善点があったので、授業形式がどうこうはほぼ関係なかったのですが、やはり保護者の方からすると、授業形式が問題じゃないのかという認識となるようで、この生徒の保護者からも以前相談はありました。
その時は授業形式や担当教師の技量云々ではなく、生徒がどう勉強と向き合うかが大事であって、今のままでは仮に授業形式や担当教師が変わったとしても、結果は変わりませんよと勉強に取り組む意識を変えた上で、勉強の取り組み方を実際に指導していくという事を話しました。
この時の生徒の学校での授業内容は、グループ学習とでもいうのでしょうか・・・
クラスで4~5人のグループに分かれて、問題プリントを解いて、分からない子に分かった子が教えるというスタイルでした。
今回、中1生の保護者の方から相談があって、学校の授業についていけていないので、学校の内容を指導してほしいという内容でした。
これは入塾当初の要望でもあったので、その時にも話してあったのですが、改めて必要な内容を話したところ、納得はしてもらえるものの何か話したい事があるようで、よくよく聞くと・・・
今の授業だと何も出来ないままで、本人も劣等感をもってしまって、モチベーションも下がってしまっているとの事・・・私も、今の中1は最初は一斉授業形式だったので、ん?試験的に中2だけなのか?と思っていたら、途中から変わっていたようで、内容を聞くと・・・
問題プリントが配られる
自力で取り組む
分からなければ先生に質問する
全問出来たら先生に確認してもらう
次の問題プリントをもらう
という流れのようなのですが、先ほどの中2生とほぼ変わらなく、違うのはグループにはなっていないところですね。
ここが結構大きい要素だったようで、この生徒は自ら質問がなかなか出来ない性格なんですね。
なので、授業中何もせず、ボーっとしているらしいです。
その事について特に指導があるわけでもなく、先日の懇談会で担任から「提出物(問題プリント)が出ていません」の一言があっただけだったそうです。
その時に担任に相談する形で話をしておけば良かったのですが、それが出来なかったようで、そこには置き勉してしまっていて、家で勉強を全くしていないということもあって言い難かったのかもしれません。
それでも話をしておいて教科担任に伝えてもらっておいた方がいいと個人的には思います。
さて、私がどうしたかというと、最初の中2生に対する内容と全く同じ対応をしました。
その事については、ちょっと長くなってしまいましたので、明日アップします。