この時期過去問の取り組み方について時々質問されます。
塾でも過去問の取り組み方はレクチャーしていますので、そのままをお話しするのですが、ブログにも綴っておきます。
あくまでも当校の考え方であって、他の取り組み方を否定するものではありません。
まず、過去問の位置づけとしましては、それまでに行ってきた学習が身に付いているかを確認するためのものと考えております。
当校では、早い段階で一度過去問に取り組むように指示しています。
夏休み明けくらいですかね。
この段階では未習部分もありますので、実力チェックというよりは、どういう問題が出るんだろう、今の時点で既習部分は取り組めるだろうかなど、現状の学力とのギャップを確認してもらいます。
そして、未習部分がなくなった頃から、過去問演習に入ります。
中学生だと早ければ冬休み前くらいから、遅くとも1月くらいから取り組ませます。
高校だと早ければ9月末くらいから、遅くとも12月からくらいからですかね。
まずは、最新年度から取り組んでもらいます。
何年のものから取り組むかは意見が分かれるところだと思いますが、当校は傾向などもつかむために最新の年度から取り組ませています。
問題に取り組んで、間違えたところや分からなかったところを確認し、それまでに使用していた参考書や問題集に戻って勉強し直します。
状況にもよりますが、過去問をやり込むような事は基本的にはしません。
中学生は大抵の過去問集は1冊に5年分が収められていますので、各年度2回くらいが目安となりますが、私立は全志望校分でなくてもいいと思います。
第1志望校は2回くらい(場合によっては1回だけ)だとしても、それ以外は1回くらい(場合によっては、最新年度のものだけ)というように必要に応じてでいいと思います。
愛知県の場合、私立高校の一般入試を受ける人は、ほとんどの人が公立高校を第1志望としていると思いますので、公立高校入試に向けての準備状況でも変わってきますし、私立高校のレベルによっても変わってきます。
愛知県の私立高校の一般入試は6割取れれば合格とも言われていますので、7割くらいを目安にすればいいと思います。
高校生については、詳細は割愛させていただきます。
私の文章力では、簡潔にまとめて書ける自信がありません汗
個別での相談は承っていますので、校舎までご連絡ください。