公募合格です!
内部進学の生徒がいましたが、合格通知はまだ受け取っていないので、これが1人目です。
一つ重い荷物を降ろせました( ´ー`)フゥー...
この生徒は、行きたい大学も特になく、大学自体も行くかどうかという状況で、保護者の方が何度も話して、大学に行く事にしたはいいけど、受検勉強はほとんどしてないという状況で、高3の4月に来ました。
まずは、何かやりたい事はないかなどの話から始め、将来の方向性を探る事からでした。
その上で、方向性を見つけ、学部を検討していきながら、入試に必要な科目を絞り込んでいきました。
本人の話から、どうやら理系学部になりそうだなとなりましたが、ゴリゴリの理系はとてもじゃないが間に合わないぞという印象でした。
そんな中で、希望に合いそうな大学と学部をいくつか紹介して、2校ほど候補が決まりました。
まだいくつか考えておいた方がいいとしつつ、科目をどうするか・・・英語と数学は確定、理科は大学の選択肢を増やすことを考えると物理となるのですが、一番気に入った大学は理科が化学しか選択がなく、また本人も化学は大の苦手と来ました(>_<)
悩んだ挙句、一番気に入った大学は、科目選択が自由(文系からも挑戦できるように)なので、英語と数学と本人曰く一番できるという国語で受験する事とし、塾では、英語と数学と物理を見ていく事になりました。
決まったはいいのですが、ここからが大変です。
とにかく演習時間を確保してもらう事は絶対で、一つ一つ解説していきながら、演習に取り組んでもらうという事を繰り返しました。
数学は数ⅠAから開始し、数ⅡBまで出来れば御の字という状況で数Ⅲは実質捨てるしかない。
となれば必然的に選択できる大学も絞られて来ますが、結局最初に気に入った大学にしか興味が湧かないようなので、この1校に絞りつつ、レベルを大分落とした大学を1校だけ受験するようにさせました。
それでも合格に届くかどうか微妙というか、この仕事をされている人なら誰もが「無理」というレベルです。
尚且つ、本人にも大学進学の熱意が高まってるようには見えません。
何せ模試の結果を色々理由を付けて持って来ないのですから( ;∀;)
まあ、見なくても結果は大体分かりますが、客観的な資料無しで、最終的な受験校をご家族に納得してもらうのがしんどいなとは思っていました。
それでも第1志望の公募推薦が近づくにつれ、本人も学習量が増えていき、熱意も高まってきていたし、この大学の公募は合格者も募集人数の3倍近く出す上に、試験内容はそこまで難易度が高いわけではないので、何とか頑張ってもらいたいと思いつつも、入試科目の国語にまで手が回らず、基本自学に任せていたので、塾関係者がこんなことを言ってはいけないのでしょうが、祈るばかりでした。
そんな生徒の合格報告だったので、喜びも一入で、ブログも長くなっちゃいました(^^;)
さあ、後、2人!・・・こちらは一般入試オンリーの国公立組
一筋縄でいかない状況ではありますが、最後まで全力サポートあるのみです!