塾ブログ|個別指導Axis原校(名古屋市天白区の個別指導型学習塾)

塾長による塾での日常や入試関連などの教育情報、学習法や指導法を発信しています。

やはり「国語」が大事と改めて思います。

本日は、昨日から引き続き中3受験生の「入試対策ゼミ」の2回目を行っています。

土日の学習イベントには、私自身も直接入り込むことがあるので、各生徒の理解状況を確認したり、それを講師にフィードバックする事で、通常授業にも活かしてもらいます。

また、一番大きいのは、普段の授業では見ていない科目の理解状況を計れることですね。

 

今日もある生徒のことを見ていて、ちょうど英語に取り組んでいたところだったのですが、空所補充(4択)問題悩んでいるようだったので、声を掛けたのですが・・・

問題は、選択肢がどれであっても基本和訳は出来る問題だったので、まずはどういう意味か分かるか尋ねるときちんと答えられていました。

となると、文法の用法が分かっていない・・・そもそも和訳から時制が判断出来ていない。

まず、この内容はいつのことを言っているのか、尚且つ主語は何人かを確認させて、選択肢を選ばせて一応の解決は出来たのですが、現在形が何か、過去形が何か、進行形が何かが分かっていない・・・きちんと理解していない事が発覚したので、ここが理解出来るようにしていかなければなりません。

こう言うと、この時期にそんな状況で大丈夫か?となるでしょうが、現在形とか過去形とか進行形とか字面では分かっているつもりの生徒は結構いたりします。

この辺りを理解とともに覚えていかないと、全く答えられない事はないですが、正答率は下がりますね。

 

この生徒は、元々「数学」だけを教えていて、徐々に科目を増やすことになったのですが、英語は他所でやっているからとの事で、当校では見ていませんでした。

ただ、定期テストの結果などから、毎回確認はしていたので、この状況ではと提案し続けた結果、英語も見るようにはなったのですが、まだまだ理解が及ぶには至っていない状況でした。

現在、講師は知識不足の確認や定期テストの対策などに追われているのですが、英語がというより、言葉(要は国語力)を知らないという事が大きく影響していると思います。

英語とともに、国語力を上げさせていくように指示を出しますが、国語力はそう簡単に付くわけではないので、どう対処していくか・・・思案どころです。

 

皆さんも「国語」・・・疎かにしない方がいいですよ!