昨日は時間がなかったので、ランキング表だけアップしましたので、今日はマークシート方式に変わった公立高校の入試について、結果から所感を書いてみたいと思います。
公立高校についてまず言える事は、「解答方式がマークシート方式に変わったが、偏差値や内申にはそれほど大きく変わった事はない」という事でしょうか。
国語 数学 社会 理科 英語
受検者 14.8 15.2 11.5 12.3 12.7
合格者 14.9 15.2 11.7 12.5 12.8
上記が2023年度の各平均点です。
それ以外の年度の平均点はこちらの記事をご参照ください。
去年までは、A・Bと2回受験機会があったので、単純に比較は出来ませんが、例年と比べると数学の平均点が4点近く上がり、理科が1点前後上がって、英語、国語が例年並みで、社会が1~2点下がったというところでしょうか。
5科目では合格者平均は6割という事でこれは例年並みに落ち着きましたね。
学校別では・・・これは全受験生を調べたわけでもありませんし、当校近隣校だけの事です・・・2~4点近く合格平均は上がっているかなという印象です。
数学の点数に現れていますが、本質的な理解を伴っていないと、答えられない問題が多かったと思います。
この傾向は続くのではないかと思いますので、「何故そう解くのか」「何故そう考えられるのか」など、「何故」に拘って学習されるといいと思います。