久しぶりに百マス計算使った自習(付きっ切りなので、もう指導ですかね)をやらせています。
ここ最近は、中学受験をする小学生だったり、計算に苦手意識のある生徒がいなかったりと、利用する事はなかったのですが、現在小6の男の子がこの春から入会したのですが、当然と言うくらいに勉強は苦手(汗
まず最初は、何がどう理解出来ていないのか、じっくり分析していました。
それと同時に自己肯定感がほぼ0なんじゃないかと思うくらいに、劣等感的なものが強いという印象でしたので、指導者には「出来る」という感覚を身に付けさせるように指示していました。
その流れで、どうも分数小数に引っ掛かり始めたようだったので、再度私も注意深く見守っていたところ・・・
計算の仕方もあやふやではあったのですが、それ以上に九九等を瞬時に頭に正確に描くことが出来ていないと思ったので、「この夏休み(8月)に毎日塾に来れる?」と聞くと、「うん、2日から来る」と頷いてくれましたので、早速百マス計算を購入し、足し算から開始したところ、ミスもあっり、時間も4分近くかかってしまいました。
まあ、これは想定内でしたが。
まずは百マス計算をやって、そして分数の約分の練習プリントという流れでやらせていたところ、本日、百マス計算は2分で出来、約分も非常に大きな数字で約分しなければならないもの以外は、満点で、1問14秒くらいで出来るようになりました。
本人には、百マス計算は2分以内を続けられるように、そして約分は1問10秒以内を目指そうと話して、「明日は土曜日だけど、どうする?」と聞くと、「来る!」と力強い返事がありました。
この調子で、力を付けていって、得意にならないまでも苦手意識がなくなるといいなーと願ってます。
一生懸命やってる姿を見て(感情表現が乏しい子のなので、分かりにくいところもあるのですが)、今日は結果も良かったので、嬉しくなってブログに書いちゃいました。
百マス計算は「良かった」「良くなかった」と合う合わないと様々な意見があるようですが、個人的には、ただ単純に計算速度を上げるだけではなく、様々な事に利用しやすいと思います。