ここのところ、生徒面談、保護者懇談、指導者指導の毎日に追われています。
高2生との面談で、進路についての相談が増えてきました。
その際に、学校での進路相談が的確であればいいのですが、そうじゃない場合がたまにあります。
簡潔に言えば、ただ単に志望校レベルを「上げろ、下げろ」だけの場合ですね。
上げた場合、下げた場合のメリットデメリットくらい説明してあげてほしいです。
ある生徒は、「下げろ」と言われたわけじゃないですが、結果的には「下げる」ことに繋がるような内容で、私のところにも「下げたらダメですかね?」と相談に来ました。
私は、進路の誘導はしないので、それが自分で決めた事なら、志望校レベルを下げたからと言って塾のサポートが変わるわけじゃないから、別にダメとかはないよと返しました。
ただ、その場合、下げたからといって、その大学なら合格率が上がるわけじゃない事、志望校の選択肢が狭くなるので、万が一の場合はどうするのか(浪人するのか)ということ、他にも色々考えておかねばならないことがあるので、その事について考えておくように伝えました。
色々な状況を鑑みた上で、その生徒のためを思って、「下げる」という選択肢を与えたんだとは思われるのですが、生徒は「下げてもいいよ」と言ってほしいという気持ちが言葉の端々に見えるので、今回の場合は、何の意味もなさない事だと思いました。
志望校なんて、最終的に決めればいいことであって、今から決めなくてはいけない事はないです。
まずは、やるべき事を一つ一つ積み上げていく事が重要で、それがどこまで積み上げられたかで、レベルは決まると思います。
「あるある」ですが、志望校のレベルを下げたことで、楽観視して、下げた志望校のレベルにも届かない・・・なんてことが起こります。
ブログには書けませんが、なかなかの言葉を投げかけてくれたようで・・・ここから注意して行かなければならなくなりました( ´Д`)=3 ハァ