今日は、よく言われる「基礎を徹底的に固めましょう」について・・・
私もよく言いますが、基礎を徹底的に固めるってどういうことでしょうか?
基礎問題集を何度もやりこむことでしょうか?
皆さんはどう思います?
私は、基礎を固めるというのは、知識を活かせるという事だと考えています。
うちの生徒でも高校生から新規で入塾してくる生徒には毎回説明していますが、基礎知識なくして、応用や発展問題に取り組むのは無理です。
たまたま解ける事はあっても理解しているとは言い難い状況なことがほとんどですね。
かと言って、最初に書いたように、単に基礎問題をやり込めばいいんでしょうか?
違うとは言いませんが、基礎知識で解ける問題に取り組んで、その基礎知識をどう使うのかを理解しないといけないと思います。
その上で、応用や発展問題などの入試レベルの問題に取り組んで、基礎知識を活かすことを合わせてやっていく必要があると思います。
話はそれますが・・・
「基礎を固めた方がいいでしょうか?それとも入試レベルの問題に取り組んだ方がいいでしょうか?」と質問してくる生徒がいますが、基礎が固まっていないなら基礎をやるべきでしょうし、基礎が固まったらと思えば、入試レベルの問題に取り組むべきでしょう。
どれくらいやれば基礎は固まりますか?と続けざまに聞いてくる場合もありますが、人それぞれですし、ここまでやれば(〇周やれば)とかは、ありません。
強いて言えば、問題を見て、即答できるレベルであれば基礎知識は理解したと言えるんじゃないでしょうか。
話を戻します・・・
結論的には、目標は何?どこ?ということです。
よく思うのが「考える」ということをしない生徒が結構いるということです。
うちでは、1~10まで手取り足取り指導しません・・・自分自身で考えさせます。
これは、小学生(低学年は除きます)であっても高校生であってもです。
自分自身で目標を決めさせ、そのためには何をしなければいけないのか、どうしなければならないのかをまずは考えさせます。(小学生の場合は保護者の方を含めてという場合もありますが。)
それを考えれば、自分が何をしなければならないのかは分かってくると思います。
そのために必要な事・・・教材選択や進捗管理などはサポートします。
目標を達成するためには、誰であっても、まずは基礎だと思います。
基礎を徹底的に固めましょう!闇雲に取り組んでもだめですよ。
知識を活かすということを同時に考えて取り組みましょう!