ここのところ、公立高校の推薦入試についての問い合わせが結構あったので、この機に簡単に説明しておきます。
まず、公立高校の推薦入試は2023年度入試から、これまで一般入試と同日に実施されてきましたが、別日での実施となり、学力検査はありません。
調査書と面接での合否判定となります。
また、公立高校の推薦入試は私立高校の推薦入試と違い、不合格になる可能性もあります。(厳密には、私立高校も状況によってはあるらしいです。)
それで、推薦を受けるにはどうしたらよいかという事を聞かれるのですが・・・
まずは、「〇〇高校 推薦入試要項」(○○は志望校名)と検索してみてください。
各高校の推薦入試の要項を確認することが出来ます。
愛知県の公立高校の推薦要項は大きな違いはありませんが、推薦基準の中に学習面での推薦基準があるのですが、 これを設けていない学校もあるようです。
当校の近隣校ですと、「昭和高校」なんかがそうです。
基準を満たしているのか、要項の内容がよく分からないという場合は、保護者の方や中学校の先生に相談して下さい。
また、推薦を与えるかどうかは、中学校側の判断ですから、その辺り、中学校での基準を満たしているかも相談してみるといいです。
昨年度の推薦入試の結果を近隣校だけですが載せておきます。
推薦入試の定員は全体の募集人数の10%~15%程度とされています。
志願者数 合格者数 合格率 内申点
向陽(普) 120名 35名 29.2% 43.6
瑞陵(普) 83名 30名 36.1% 42.8★
桜台 80名 41名 51.3% 40.9
名東(普) 51名 45名 88.2% 39.1
昭和 52名 43名 82.7% 38.2
天白 44名 43名 97.7% 34.9
日進西 27名 26名 96.3% 31.7
東郷 15名 14名 93.3% 37.0★
内申点は合格者平均内申で、愛知全県模試のデータからです。
★印はデータ数が10名以下のものです。