毎日の開校前の準備に「消毒」という項目が増えて、さらに時間が取られてしまい、ブログが疎かになってしまいました。
まだまだブログが生活の一部になっていない証拠ですね。
こんな感じですが、少しずつでも書いていきます。
さて、本日は、「消毒」作業にも手馴れてきて、時間が出来るようになったので、久々の更新です。
現在、授業は再開したものの、自習室は未だ開放していません。
しかし、本日は、どうしても家で自習が出来ない生徒が一人、塾の自習室に来てもらっています。
この生徒は中2の2学期末頃から当校に来ている生徒なんですが、それまでの勉強法として、全て「丸暗記」になっていました。
最初にお話を伺った時から、多分そうであろうと想像はしていましたが、そのために費やした時間や費用を考えると、当事者も大変だったろうし、保護者の方も大変だったろうと思います。
多い時には1日7~8時間を週2日や3日という具合で家庭教師に教わっていたそうです。
分かる人には分かると思いますが、大変な費用ですよね。
しかし、費用もさることながら、理解を伴わない演習時間は苦行であったと思われます。
何が言いたいかと言いますと、やはり理解せずに丸暗記した子は、その知識が抜けてしまうのも早いので、質問に現れるんですよね。
よく色々な塾の先生のブログとかで見かける事も多いと思いますが、いわゆる「質問の仕方」というのが下手なんですよね。
「先生~、分かりません!」
「どこが」
「全部!」
端的に言うと、こういうことです。
これでは、勉強になりません。しかし、知識がなければ問題は解けません。
なので、まずは知識を入れなければなりませんが、それを塾に求めていけないわけではりませんが、時間的にも費用的にも非現実的ですね。
なので、まずは自分で教科書等で知識を入れる、そして問題を解いてみる、もし解けなければもう一度教科書等を見直す、それでも解けなければ質問する。
こうすると「質問の仕方」が変わってきます。具体的に分からない所を質問するようになるんですよね。
その上で解説すると理解度が違うので、簡単に知識が抜ける事はありません。
知識を入れて、問題を解く・・・至極シンプルですが、勉強の基本です。
これが出来れば、自学自習が出来るようになります。
うちの生徒には徹底させます。