昨日、アクティブラーニングの中でのグループワークについて、そのグループを習熟度別で分けることが出来たら・・・と書いたのですが、一昨日にテレビで「そこまで言って委員会NP」という番組があるのですが、その中で、橋本徹さんが、「習熟度別学級」について話されておりました。
現在行政は「30人学級」を目指して動いているところで、まずは小学校が35人学級になるようですが、それで学力差がなくなるわけじゃないというようなお話しだったと思いますが、詳細は「そこまで言って委員会NP」の配信をご覧ください。
30人学級については、学力差の解消が全ての目的ではないと思いますが、もし学力差がこれでなくなると考えているのであれば、私もそれは難しいのではないかと思いますね。
やはり習熟度に合わせて学級編成が出来るのであれば、それが一番いいような気がします。
何か研究しているわけでも調べているわけでもありませんので、「エビデンスは?」とか聞かれても困ってしまうんですが、塾をやっていると生徒本人からも保護者からも学校での授業について話を伺う機会が多いのですが、生徒本人だけの話だったり、授業参観時の印象だけの話だったりと鵜呑みには出来ないので努力されている先生方も多いとは思いますが、やはり習熟度がバラバラの40人全員にとって意味のある授業は無理だよな~と思います。
全国見渡せば、私立学校では習熟度別編成も取り入れられてるようで、一定の成果を上げているようです。(公立でもやってるよ!というところがありましたら、ごめんなさい。)
この制度が当たり前になって、実際に成果も出れば、塾も必要無くなる可能性もあると思いますが、それでもいいんじゃないかと思っています。
これは別に綺麗ごとを言っているわけではなく、必要とされなくなれば、また新しい仕事を探せばいいやと思える事と、それでも塾(その時には塾と言う呼称ではないかもしれませんが)が必要な子はいると思えるからです。
まっ、とにもかくにも色々な事が変わっていく時代だと思いますし、変わって行かなければならないのかもしれません。
当校も現状に満足せず、日々変化していく事に挑戦中です。