本日はもう1点記事を。
先日、表題の通り、令和3年度の高校入試における校内順位決定方式の変更のあった学校が発表されましたね。
すでにご存じの方も多いと思いますが、愛知県ではこれまで「工業」高校と称していた学校が全て「工科」高校と名称が変わりました。
そのことも影響したのか、近年人気の「愛知総合工科」が、これまで「Ⅲ」だったのが「Ⅰ」に変わりました。(他にも碧南工科Ⅱ→Ⅰ、刈谷工科Ⅰ→Ⅱ)
Ⅰは、評定得点+当日点
Ⅱは、評定得点×1.5+当日点
Ⅲは、評定得点+当日点×1.5
(評定得点=評定×2)
となっています。
学力重視からバランス重視に変えたようです。
念のためご存じない方に向けて、合格者の決定手順を簡単(本来のシステムはもう少し込み入ったものになります。)に説明しておきますと・・・
評定得点及び当日点ともに定員内である者から合格とし、それ以外の者は、前述の決定方式による合計点の順位となります。
この決定方式の選択は各校に委ねられているのですが、それが変わったということですね。
決定方式がどのように選択されているかというと、誤解を恐れずに言うのならば、上位行は「Ⅲ」の学力重視、中~下位校は「Ⅰ」のバランス重視、下位校は「Ⅱ」の調査書重視となっていることが伺えます。