個別指導Axis原校|天白区原の個別指導塾ブログ(高校受験・大学受験対応)

塾長による塾での日常や入試関連などの教育情報、学習法や指導法を発信しています。

「分かる」のに「できない」が増えている理由

「勉強しているのに伸びない」が起こる理由

最近、感じることがあります。

「分かっているはずなのに解けない」
「勉強しているのに点数につながらない」

そんな子が以前より増えている印象です。

もちろん、問題自体が難しくなっている部分もあるとは思います。

ただ、それ以上に感じるのは、
“勉強の仕方そのもの”の変化です。

最近は、

・探究
・対話
・考える授業

が増えてきています。

それ自体は悪いことではありませんし、必要なことだとも思います。

ただ一方で、

・繰り返し解く
・解き直す
・自力で再現する

という学習は減ってきているようにも感じます。


実際、

「授業では分かる」
「解説を読むと理解できる」

でも、

「一人では解けない」

ということは少なくありません。

これは、“分からない”というより、
「出来る状態まで定着していない」
と言った方が近いかもしれません。

 

今年の愛知県公立高校入試の平均点も話題になっていました。

マークシート形式へ移行後では最低水準となり、ここ数年の中でも低い平均点となっています。

ただ、実際に問題を見てみると、極端な難問ばかりになったというより、

・条件整理
・読み取り
・知識を使う

ことが以前より求められている印象があります。

詳細は愛知県のHPをご覧ください。(下部に平均点一覧が記載されています。)

愛知県公立高等学校入学者選抜 - 愛知県


だからこそ、
「分かったつもり」
では点数につながりにくくなっています。

実際、最近のテストは、
「覚えているか」だけではなく、
「使えるか」
が以前より求められている印象があります。

 

テスト前勉強会というものを当校では実施しています。

今回も2週4日間で合計20時間ほど実施していますが、もちろん、20時間勉強しただけで急に点数が上がるほど簡単ではありません。

ただ、その時間の中で、

・何をやるべきか
・どこで止まっているか
・どこを勘違いしているか

を確認しながら進めていくことには意味があると感じています。

実際に見ていると、
頑張っているのに、少しズレた勉強になっていることは少なくありません。

例えば、

・答えを書き写して終わる
・丸付けして満足する
・解説を読んで「分かった気になる」

などです。

もちろん本人は勉強しているつもりです。

でも、

「勉強した」と
「点数につながる勉強」は別です。

 

また、勉強が苦手な子ほど、色々な問題や教材に手を出します。

「解けるかな」と挑戦している部分もあるのだと思います。

ただ、解けなかったときに、
解答を見て終わってしまうことが少なくありません。

本来大切なのは、
「その問題を自分で解けるようになること」です。

だからこそ、

・自力で解く
・間違える
・修正する
・もう一度解く

という過程は、以前より重要になっているように感じます。

 

実際、今年の愛知県公立高校入試では、当校生平均は71.3点となり、合格者平均を上回る結果となりました。

もちろん、元々の学力や個人差もありますし、単純比較はできません。

ただ一方で、

・解き直しをする
・自力で再現する
・「分かった」で終わらせない

ことを繰り返していた生徒ほど、比較的安定して得点できていた印象があります。

特に今年の入試では、
「覚えているか」だけではなく、
「使えるか」
が以前より求められていたように感じます。

 

「分かる」と「できる」は別です。

そして、その間を埋めるのは、
結局“自分で解く時間”なのだと思います。

“分かる”と“できる”の間を埋める学習。

そこが、今後ますます大切になっていくのかもしれません。

また、今年の愛知県公立高校入試について感じたことは、こちらの記事にもまとめています。

2026年度 愛知県高校入試を振り返って(合格実績と今年の入試) - 個別指導Axis原校|天白区原の個別指導塾ブログ(高校受験・大学受験対応)