昭和高校は今年度、倍率が2.42から1.89へと大きく下がりました。
「入りやすくなったのでは?」と感じる方も多いと思いますが、
実際にはそう単純ではありません。
この記事では、天白区で個別指導を行っている塾の視点から、
昭和高校の合格ライン(内申点・当日点)や倍率、実際の合格事例をもとに解説します。
■ 昭和高校の合格ライン(内申点・当日点)
昭和高校の合格目安は、
・内申点:36前後
・当日点:7割5分(75%)前後
が一つの基準とされています。
■ 実際の合格事例
今年度は当校の生徒で、
・内申点:33
・当日点:7割5分
で昭和高校に合格したケースがありました。
この生徒は中学3年の11月に入塾し、
・このままで昭和高校が狙えるのか分からない
・数学や理科の得点が安定しない
という状態で、本人としては「昭和は厳しいかもしれない」という感覚でした。
そこから対策を進めた結果、当日点をしっかり取ることができ、昭和高校に合格することができました。
■ よくある不合格パターン
昭和高校を目指す生徒で多いのは、
・内申はあるが当日点が取れない
・当日点は取れるが内申が足りない
といった「どちらかが不足している」ケースです。
実際に、このどちらかに当てはまる状態のまま受験を迎えると、
倍率に関係なく届かないケースが多くなります。
■ 合格につながる状態
一方で、合格するケースは比較的シンプルで、
・内申が基準に近い状態で、当日点も一定以上取れている
・どちらかが不足していても、もう一方で補えている
といった状態です。
内申33で合格したケースでも、当日点で7割5分をしっかり取れていたことが大きな要因でした。
■ 昭和高校の倍率(2026)と考え方
昭和高校の倍率は、
・昨年度:2.42倍
・今年度:1.89倍
と大きく低下しています。
ただし、倍率は志望校の組み合わせや入試制度によって変動するため、
単純に「入りやすくなった」とは言い切れません。
■ 倍率の変化の背景(一例)
愛知県の公立高校入試は2校選択制となっており、
志望校の組み合わせによって受験者数が変わります。
例えば、
・名東高校と昭和高校は同時に受験できない
・志望の組み方によって昭和高校を選べない
といったケースがあります。
そのため、名東高校を志望する層が昭和高校を選びにくくなり、
結果として倍率の低下につながった可能性があります。
■ 近隣高校との位置関係(名東・天白)
昭和高校は、
・名東高校(やや上位)
・昭和高校(中間)
・天白高校(やや入りやすい)
という位置にあります。
そのため、
・名東は少し厳しい
・天白だと少し余裕がある
と感じる層にとって、現実的な選択肢になりやすい高校です。
→ 名東高校の記事
→ 天白高校の記事
■ まとめ|倍率だけで判断しないことが重要
昭和高校は倍率だけを見ると入りやすく感じるかもしれませんが、
どちらが不足しているかによって、結果が大きく変わります。
・内申が足りているのか
・当日点でどれくらい取れるのか
を早い段階で把握することが重要です。
「自分の成績、実力で昭和高校が狙えるのか知りたい」という方は、
体験授業で具体的にお伝えしています。