塾ブログ|個別指導Axis原校(名古屋市天白区の個別指導型学習塾)

塾長による塾での日常や入試関連などの教育情報、学習法や指導法を発信しています。

塾選びの考え方の一つとして。

今日は新高3生の面談がありました。

そこでビックリというか、よく聞く話というか・・・まあ、費用の話になったわけですよ。

で、うちでこれまでの高3生で受験までに掛かった標準的な金額をお伝えしたところ、「え?」という反応いただいたわけで・・・「あれ?高かったかな?」と思っていたところ・・・「それだけでいんですか?」という反応でした。

 

そりゃ、それ以外に掛からない保証はないが、大体そのくらいだと伝えたところ・・・実は1月くらいから塾を探していて、他塾で○○○万円と提案され、尚且つ「○○○万円以上は20%割引になります!」声高らかに言われたそうです笑

 

うちで3ケタを提案したことはありません・・・というか3ケタ提案しなきゃならない場合はお断りしています。

そこまで授業しなきゃいけない状況では、まず合格を目指すのは無理だと個人的には思っています。

 

しかもその塾は「○○だったら、もっとしますよ!」と言ったそうです。

うーん、他塾を引き合いに出すのはどうなんだろう・・・。

私も今他塾の話をしていますが、決して否定しているわけではありません。

納得して受けているのであれば、それはそれでいいと思うので。

 

ただ、そこまで掛かる根拠説明が皆無だったようで。

それはいかがなものかと思って、記事に書いた次第ですが・・・

塾を選ぶ時には、志望校なり自分がどうなりたいのかをしっかり伝えて、その上で提案内容を聞くべきだと思います。
そして、それを受けることで、どうなるのかを聞くべきだと思います。
確実に「こうなる」とは言えないまでも、こうなるためには必要な事だと言えないといけないのではないかと思っています。

いずれにせよ、言われるがままに受けてしまうのはどうなのかと思いますので、じっくり検討してから決めた方がいいと思いますよ。

 

これは、小学生にも中学生にも言える事ですね。
さらに小中学生は、その性質(性格)も合わせて、考えてあげるといいですね。

 

ちなみに安けりゃいいってもんでもないですからね。
費用の多寡ではなく、内容というか・・・現状を把握した上で、目標を達成するためにはどうしなきゃいけないのか、そのために掛かる費用は・・・という事を説明してもらうのは最低限だと思います。
安いけど成績は上がらない・・・では意味がないですしね。


後は、生徒自身の問題です。
これを言ってしまうと身も蓋もないかもしれませんが、やはり最後は生徒自身です。
地頭がいいとかそういう事ではなく、最後まで本気でやるのかどうかです。
これがないと正直難しいです・・・「当校では」としておきます。