今日は小学校の入学式でしたね。
学ぶことが楽しいと思えるようになるといいですね。
明日は中学校の入学式・・・こちらは勉強をしっかり頑張りましょうね!
さて、小学校の入学式だったというわけではないですが、いかに小学校時の勉強が大切かということをお伝えできればと思います。
先日ある中学生の質問を受けていて、話がなかなかかみ合わない事がありました。
問題は、グラフ上の平面図形の面積に関する問題だったのですが・・・
グラフを表す方程式も座標も全部抑えられているわけですよ。
となると、そこに表れた図形をどう分解して面積を求めていけばいいかだけなんですね。
で、結果的には3つの三角形に分けて考えればいい問題で・・・そこまでは良かったのですが、まず三角形の見方と言うか考え方というか、どこを底辺と見て高さを見るかが分かってなかったんですね。
高さは三角形内で見なきゃいけないという訳の分からない定理もどきが頭の中にあったようで・・・どういう事かと言いますと・・・
上記のような三角形があったとしたら、通常は左のように高さを見ますよね・・・でもこの生徒は右のように高さを求めなきゃいけないとおもっていたのでした。
まあ、求められればいいんですけど、今回は無理だったんですね。
でも、そうやって求めなきゃいけないんだと思い込んでいるので、別ところの解釈を捻じ曲げ始めます(^^;
そう・・・垂直かどうかを見た目で判断し始めたんですね <(; ^ ー^) マイッタマイッタ...
で、答えは当然違いますよね・・・それで質問に来たのですけど、最初は話がかみ合わなかったというわけです。
小学生の時にやってるはずなんですけどね・・・公式だけの丸暗記や、直角三角形のイメージだけ残っていることなど諸々絡み合ってこのような思考になっていたようで。
これまでにも何度も修正する機会はあったはずなんですけど、説明されている時に、何でだろうと思っていただけで、そこの質問はないままに過ぎていたので、発見が遅れました......(;__)/ハンセイ
小学生の皆さん!
新しい事を覚えたら、問題を何度も解いてみて、ちゃんと覚えられたか確認しておきましょうね。
保護者の方も見れ上げられるといいですね。
今回のケースは稀かもしれませんが、直角かどうかとか、半分かどうかなどを見た目や感覚でやっている子は結構いたりしますから注意した方がいいです。