塾ブログ|個別指導Axis原校(名古屋市天白区の個別指導型学習塾)

塾長による塾での日常や入試関連などの教育情報、学習法や指導法を発信しています。

意識が変わるには・・・

勉強会に参加している生徒を見ていると面白いもので、いわゆる勉強が出来る子と出来ない子の参加時間が短いですね。

 

出来る子はやるべき事を終わらせたら帰るということなので、ダラダラと長時間になることはないですし、塾の自習室と自宅での勉強内容を分けているので、帰ってからも必要な勉強はしています。

 

しかし、出来ない子は・・・

まず勉強体力がない・・・2時間くらいで疲れてしまう。

その後はただ座っているだけと同じ状況になり、数分から数十分経つとやる事がないとばかりに帰り支度を始める。

帰ってから、まず追加学習をすることはない・・・何せ塾で2時間は勉強したのだから「何か文句あるか!」状態(^^;

 

ここで問題なのは、勉強はした(つもり)ことになっており、保護者もそう思っているわけで、「勉強しているのに成績が伸びないんです」状態に陥る。

これを説明すると、手取り足取り指導してほしいという要望が出ることがありますが、うちではお断りしています(場合によっては承る事もありますが、特殊な事情の場合です。)。

取り組み方や考え方は教えますが、それ以上は自分で試行錯誤しながら進めるように指示します。

 

よく言われている事ですが、自分で行わない事が身に付く事はありません。

勉強も同じです・・・どうしたらいいのかを自分で考える、分からなければまずはやってみる、やってみた結果どうなったのか、改善する必要があるならば、どうしたら良いのか・・・こういう風に考えていけるようにならなければなりません。

私どもは、その都度都度のタイミングでヒントやアドバイスは与えますし、どういう考えからその行動になったのかを聞きます。

この繰り返しで出来ることが増えていきます。

 

なので、今成績が芳しくない生徒には、自分がやっている勉強の内容を把握しておくことを口うるさく言ってます。

そして、テスト結果と向き合わせて、今後どうしていくのかを考えさせます。

 

当校では、こうやって意識を変えていってもらいます。

ただ、勉強会にそもそも参加もしない生徒もいます・・・今はほぼいませんが、辞めていくか辞めさせるかになることが多いです。

これは見限ったとかではなく、塾は費用が掛かる事なので、現状をきちんと話し、こちらで出来ることを話した上で、検討してもらいます。

そうすると大抵前記のようになります。

 

話が逸れましたが、意識を変えるためだけではなく、どんな勉強をどれくらいやったのかの結果がテストです。

直前のテスト対策だけではなく、日ごろ(学校の授業も含めて)の勉強の内容がテストに表れます。

なので、テストは受けた後も大事ですよ・・・勉強してきたことが結果に出ていなければ、何が悪かったのか、不足していたのか、きっちり振り返って次に繋げるのはもちろん、良い結果でも次も再現出来るように確認はしておきましょうね。

そのためにも学習記録を付けましょう!