塾ブログ|個別指導Axis原校(名古屋市天白区の個別指導型学習塾)

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保護者の思い

今日は昨日に引き続き「テスト前勉強会」を行っています。

参加必須とはしていますが、有料ではないので、来ない生徒もチラホラ・・・事情があって来れない生徒以外は、来てほしい生徒ほど来ないのは相変わらずです(^^;)

 

そんな中、昨日来るはずだった生徒が来ず、今日も来ていないなと思っていたところに、その生徒の保護者から電話が!

「何かあったのか?」と思いつつ、電話を取ると、ちょっと興奮気味で・・・「息子と喧嘩になり、もう塾を辞めさせようかと思っているので相談しにいきたい!」との事でした。

日本語がまだ不自由な部分がある方なので、要領が得られないので、生徒同伴で塾に来てもらいました。

 

話を良く聞くと・・・

「勉強会の日程の把握間違い」からの勉強会の日程を本人が全く把握していない事の不満や勉強会じゃなかったとしても、自ら自習に行くという姿勢が見られない事の不満などから喧嘩になったようです。

喧嘩になったということは、本人にも言い分があるという事でしょうから、話を聞いてみると・・・

「昨日と今日が勉強会だと知らなかった」「スイミングスクールで選手コースに変更するのにテストがあるから、その練習に行こうと思っていた」などなど、こちらも不満満載のようで(;・∀・)

 

まずは本人の話の矛盾と言うか、「おかしいよ」と言うところを懇々と話し、その上で今後どうするのかを決めさせて、それを保護者に了承してもらって、とりあえず収まりました。

 

いつの時代もなかなか保護者の思いが届かない事は多いですね。

ちょっと保護者の方が行き過ぎていることもありますが、感情的になってしまうと収まるものも収まらず、最悪の着地点になってしまう事もあります。

今回もどこまで口を出すべきかと悩みましたが、このままでは保護者も生徒も意図しない方向に行きそうでしたので、口を出すことにしましたが、本来であればご家庭の考え方や方針に口を出しません。

基本的にはご家庭で判断してもらっているのですが、たまにありますね(;^_^A

 

三者を挟むことが出来る場合はいいのですが、そうじゃない場合は、出来る限り感情的にならず、まずは話を聞いてあげましょう。

その間に冷静を取り戻しつつ、対応していく事を心掛けた方がいいですよ。

なかなか冷静な対応が出来ない場合は、一旦保留にして時間を置いて話すなりして、結論を急がないようにしましょう。

 

今回は中3受験生ということもあって、大事な時期ですので、お互いナーバスになっている部分もあったようでした。

 

こんなことも後に笑い話に出来るように、志望校合格目指して全力で頑張ってもらいます!