昨日書いた記事の中受生ですが、結果的に、9月以降も算数と合わせて理科もうちでも指導していく事になりました。
保護者の方も中受からの撤退も考えて、何度かご相談をいただきました。
私から生徒と話をした上で、この時期を踏まえて考えられる最大限の助言をさせていただいて、中受撤退も視野に入れてお子さまと話し合ったようです。
結果的に続けるということになったのですが、受験塾だけで行くか、うちだけで行くかということになり、うちだけで4科全てとなると、費用もとんでもないことになりますし、それが実を結ぶとも限らないので、社会は元々苦手ではないことと、国語については、今から出来る事も少ないので、そのまま受験塾の方を中心にしていくことにして、受験塾での授業はもう全く分からないという算数と理科をうちと併用していくという事になりました。
何とかしてあげたいとは思っていますが、本人がどこまで付いてこれるか・・・受験生ならば当たり前のような勉強時間を確保できるか・・・それでも厳しいことに変わりはないですからね。
ここまですることが是か非かは置いておいて、本人が頑張り続ける間は全力でサポートします!
さて、中学受験について、受験させるか辞めるかについて、個人的な考えを述べてみます。
学校の宿題もあって、塾の宿題もあってと、ハードな日々を過ごすことになると思います。
通塾する前に(してからでも構いません)、まずは日々のスケジュールを洗い出して、勉強の時間がどれくらい取れるか・・・その時間だけで足りるのかを検討された方がいいです。
何も調整しなくてもしっかりと時間が確保できるならいいですが、そうでない場合、何の時間を削るか、削れるのかを考えなければなりません。
中高生と違って、削り切れない時間もあると思いますので、本人ともよく話し合って、多少の無理は必要かもしれませんが、無茶(不可能)な削り方は止めておいて方がいいです。
何よりも睡眠時間は削らない方がいいです。
学習時間が捻出できない時は、撤退も含めて考え直した方がいいと思います。
基本的に集団形式の塾ですと、一斉授業を行って、理解出来たどうかは自分自身で確認しておかなければなりません。
そして、次の授業は前回の授業の理解が必要な場合は、理解しているという前提で進んでいきます。
理解していないからといって、そこでフォローしてくれるわけではありません。
(違ってたらすみません・・・我が子の時は少なくともそうでした。)
そのためには、演習時間は必ず必要です。
(この部分でのフォローを頼まれることが多いです。)
低学年の頃から「学習習慣」が身に付いていないと、なかなか厳しい戦いになると思います。
学習習慣と言っても早い時期から塾に通わせるとか、何か教材を購入して先取り学習をさせるとかではなくても、日々のスケジュールを決める・・・何時に起きて、学校に行って、何時に帰ってきて、何時から勉強して、何時からご飯を食べて、何時に寝るといったスケジュールを持って生活する習慣を付けるといいです。
そして、よっぽどのことがない限り、このスケジュールを崩さないことが大切です。
そうすると、よく言われる「歯磨きをするように勉強もする」となり、勉強をしない日は気持ち悪いというレベルにまで行く可能性が高いです。
これまでにお預かりさせていただいた生徒や我が子の事を鑑みて、このように感じております。
ご参考までに。