中1の夏ごろから通塾している生徒がいるのですが、色々ある生徒でして・・・
決して問題児とかいう訳ではなく、繊細と言うかなんというか・・・
勉強は出来ない訳ではないが、学校に対して(特に先生に対して)不信感を持っている生徒で、コロナ過での自粛生活も影響があったかもしれません。
中2の頃に不登校になってしまった時期があったり、高1も学校に行ったり行かなかったりした時期がありました。
その度に何度も保護者の方と話し合って、本人からじっくり話を聞いた上で、その後の事を一緒に考えたりとしてきました。
中3受験生の時も色々と話をして、その結果自ら学校には行くようになりましたが、本人からすれば本当は辛かったと思います。
それでも何とか第1志望とは行きませんでしたが、本人希望の高校には行く事が出来ました。
しかし喜んでいたのもつかの間・・・保護者の方から、「あまり学校に行っていない」と連絡が(^^;
今度はどうしても内申点が必要という訳ではないので、本人とまた話し合って、学校に行く行かないは自分でよく考えればいい、でもそれと勉強するしないは関係ないと話しあって、勉強は学校に行かなくてもきちんとやるということで、塾でサポートしながらやってはいましたが、目標も特にないまま、なかなかモチベーションも上がらずで、学校のテストも芳しくなく、得意だった英語も下がってしまう結果に・・・。
それでも保護者の方含め、根気よく、気長に本人の意識が変わるのを待ち続けました。
1年の学年末辺りから、少しずつ結果が出てくるようになり、本人はご褒美があったからと照れ隠ししていましたが、明からに何かが変わった様子でした。
多分、ある程度目標が出来た事と、苦手だった数学で結果が出始めたことが原因だと思います。
ご褒美もあったかとは私も思います笑
2年1学期中間では、若干落としたというか、英語が戻って来ていない状況でしたが、この2学期期末でしっかりと結果を出してきました。
上位15%に迫る学年順位を得る結果が!
これまでは良くても真ん中より少し上か、大抵は真ん中よりしたという結果が多かったのに。
保護者の方も喜んでいましたし、本人も満更でもない様子でした。
後から、保護者の方から連絡いただきましたが、相当喜んでいたようです。
まだ1回だけの結果なので、気を緩めるわけには行きませんが、ここからしっかりとさらに上を目指していってくれればと思います。
本人が何よりも頑張った結果だと思っていますが、保護者の方も何も言わずよく我慢されたと思います。
私も少し肩の荷が下りた気分です。